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誤文訂正
はじめに
SPIの誤文訂正では、英文の中にあるミスを見つけ出し、正しい形に直す問題です。ミスを探り、そのミスを示す適切な選択肢を選びます。
動詞や主語の位置が間違っていたり、時制が不適切だったり、接続詞や前置詞の使い方が間違っていたりする文章が出てきます。
例えば「I am go to the bank」というのは誤文です。
直し方は「I go to the bank」です。
英文の中のミスに気づき、正しく修正する力が求められます。
参照ページ
スタディ・ラボ (fc2.com)
問題を解いてみよう
誤文問題を解くためにも、実践問題にトライしてみましょう。
まずは問題形式に慣れることです。
◇問題
文法上または用法上誤っているものを、選択肢より選びなさい。
The company A which B develops good quality products C are D growing E at an amazing speed.
- A:which
- B:develops
- C:are
- D:growing
- E:at
◎解答
答え:C
◎解説
選択肢Aは関係代名詞の役割を果たしているので、good quality productsまでが関係代名詞の形容詞節になる。よって、The company の動詞に当たるCは単数形のisになるのが適当。
The company which develops good quality products is growing at an amazing speed.
訳
良い製品を開発する企業は驚くべき速さで成長する
◇問題
文法上または用法上誤っているものを、選択肢より選びなさい。
The meeting A in which we discuss B about a new employee C is scheduled D to E be held tomorrow.
- A:in which
- B:about
- C:is
- D:to
- E:be held
◎解答
答え:B
◎解説
discussは他動詞のため前置詞が不要になる。
The meeting in which we discuss a new employee is scheduled to be held tomorrow.
新入社員に関する打ち合わせが明日開かれる予定です。
誤文訂正を解く鍵となるのは…
誤文訂正に正解するためのポイントは3つあります。
文脈を注意深く読む
英文は文章のつながりや一貫性が大切です。
与えられた英文の文脈やストーリーがどのような流れになっているか、慎重に読んでみましょう。
そして修正文には一貫性があり、文章としてつながりがあるか確認することが大事でしょう。
例えば、「今日は学校へ行って勉強しました。昨日、友達と一緒に」という意味の英文があったとします。
前の文で「今日」という時制が出ているのに、後ろの文がいきなり「昨日」となるのはおかしいですよね。
誤文なわけなので、「今日は友達と一緒に学校へ行って勉強しました。」となるのが適切です。
文章の中で前後の関係を確認すれば、答えを特定しやすくなるでしょう。
主語と動詞は一致しているべき
文章の中で、それをしている人、あるいは言っている人がいたとして、その人が「何をしているか」「何を言っているか」が重要です。
例えば、「彼は遊びに行く時、友達と楽しい時間を過ごしている。」という意味の英文があったとします。
最初は「彼」が話しているのに、後半では「友達と」が楽しい時間を過ごしていることになっていて、文章がおかしいですよね。
これを誤文訂正し、「彼は遊びに行く時、友達と一緒に楽しい時間を過ごしています。」とするのが自然です。一貫性があるでしょう。
このように、主語と動詞が一致しているかに注目することがポイントです。
文章の中で、誰が何をしているのか見極めましょう。
選択肢を比較して消去法を使う
選択肢の中から最適な答えを見つけるためにも、選択肢同士を注意深く比べてください。
文章全体の意味を考慮した上で、最もしっくりくる選択肢を選ぶためです。
例えば、「彼は公園で遊んで、楽しかった。彼は友達と映画を見て、」という意味の英文があったら、後ろの文章は「彼は」から始まっているのに、前の文章は続いていません。
これは誤文なので、「彼は公園で遊んで、楽しかった。そして、友達と映画を見て、楽しかった。」と修正するのが正解です。
前後がつながっていて一貫性があります。
選択肢同士を慎重に比べ、どれが一番ぴったりしているか考えれば正解が見つかるでしょう。
例題を解く
誤文訂正006
文法上または用法上誤っているものを、選択肢より選びなさい。
Mr.Sato was surprised (A) that the accountant (B) was not familiar (C) of (D) the software (E) at that time.
例題:
A. that
B. was not
C. of
D. the
E. at
解説を詳しく見る
Mr.Sato was surprised that the accountant was not familiar with the software at that time.
佐藤氏はその時、会計士がソフトウェアに詳しくなかったことに驚きました。
誤文訂正005
文法上または用法上誤っているものを、下の選択肢から選びなさい。
(A) Despite (B) hard (C) studying (D) she (E) failed the exam.
例題:
A. Despite
B. hard
C. studying
D. she
E. failed the exam
解説を詳しく見る
この文での選択肢 "hard" は誤りです。正しい表現は "Despite studying hard, she failed the exam." です。
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