推論(割合)002
P、Q、Rという3つの市の未就学児の割合(その市の人口のうち未就学児人口が占める割合)をまとめたものが以下の表である。PとQの人口は等しいとする。またいずれもRの80%の人口である。この時、次の推論について、正しいものをAからCの中で1つ選びなさい。

・未就学児の人口はQが一番多い

P:12.5%
Q:16%
R:15%

例題:

A. 正しい

B. どちらともいえない

C. 誤り

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PとQの人口を80、Rの人口を100とおく。すると未就学児人口は、
P 
80×0.125=10
Q 
80×0.16=12.8
R 
100×0.15=15
となる。

Rが一番多いので誤り。

推論(割合)006
X、Y、Zという3つの市の歳入のうち法人税が占める割合を次の表に示している。XとZの歳入は等しく、Yの歳入はXの歳入の8分の7である。XとYが合併してW市ができる場合、次の推論にあてはまる正しいものを選択肢から選びなさい。

・W市の歳入のうち法人税が占める割合はZ市のそれよりも高くなる。

X:38%
Y:40%
Z:40%

例題:

A. 正しい

B. どちらともいえない

C. 誤り

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Xの歳入を800、Yの歳入を700とする。
Xの法人税は
800×0.38=304
Yの法人税は
700×0.4=280
従ってW町の歳入のうち地方税が占める割合は
(304+280)÷(800+700)=0.389333
となる。

Zよりも低くなるため、誤り。

推論(割合)005
X、Y、Zという3つの市の歳入のうち法人税が占める割合を次の表に示している。XとZの歳入は等しく、Yの歳入はXの歳入の5分の3である。XとYが合併してW市ができる場合、次の推論にあてはまる正しいものを選択肢から選びなさい。

・W市の歳入のうち法人税が占める割合は30%より大きくなる。

X:32%
Y:24%
Z:42%

例題:

A. 正しい

B. どちらともいえない

C. 誤り

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Xの歳入を500、Yの歳入を300とする。
Xの法人税からの歳入は
500×0.32=160
Yの法人税からの歳入は
300×0.24=72
従ってW市の歳入のうち法人税が占める割合は
(160+72)÷(500+300)=0.29
となる。誤り。

推論(割合)004
X、Y、Zという3つの町の農業従事者の割合(全人口に占める農業従事者の人口の割合)が次の表に示されている。XとZの総人口は等しく、Yの総人口はXの総人口の3分の1である。次の推論の正誤について、正しいものをAからHの中で1つ選びなさい。

ア X町の農業従事者の人口は、Y町の総人口の1.4倍より大きい。
イ Y町の農業従事者の人口は、Z町の農業従事者人口の半分以下である。

X:48%
Y:72%
Z:54%

例題:

A. アもイも正しい

B. アは正しいがイはどちらとも言えない

C. アは正しいがイは誤り

D. アはどちらとも言えないがイは正しい

E. アもイもどちらとも言えない

F. アはどちらとも言えないがイは誤り

G. アは誤りだがイは正しい

H. アは誤りだがイはどちらとも言えない

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Y町の総人口はX町の総人口の3分の1であることから、X町の総人口を300、Y町の総人口を100とする。
X町の農業従事者は
0.48×300=144
Y町の農業従事者は
0.72×100=72
Y町の総人口の1.4倍は
100×1.4=140
なのでX町の農業従事者は、Y町の総人口の1.4倍より多い。アは正しい。
Z町の農業従事者は
0.54×300=162
Y町の農業従事者の2倍(144)よりZ町の農業従事者数の方が多いので、イも正しい。

推論(割合)003
以下の表に、P、Q、Rの3つの学校のそれぞれの自転車登校者数の割合を示している。生徒数に関してQとRは同じであり、PはQの3倍である。次の推論の正誤について、正しいものをAからHの中で1つ選びなさい。

ア Sの生徒数はQの半分で自転車登校者数の割合が32%の学校Sと合併した時、合併後の学校の自転車登校者数の割合はPのその割合と等しい。
イ Sの生徒数はQの半分で自転車登校者数の割合が32%の学校Sと合併した時、合併後の学校の自転車登校者数の割合はRのその割合と等しい。

P:24%
Q:20%
R:36%

例題:

A. アもイも正しい

B. アは正しいがイはどちらとも言えない

C. アは正しいがイは誤り

D. アはどちらとも言えないがイは正しい

E. アもイもどちらとも言えない

F. アはどちらとも言えないがイは誤り

G. アは誤りだがイは正しい

H. アは誤りだがイはどちらとも言えない

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QとRの生徒数を100、Pの生徒数を300とおく。
Pの自転車登校者数は、
300×0.24=72
Qの自転車登校者数は、
100×0.20=20
Rの自転車登校者数は、
100×0.36=36

Sの生徒数はQの半分なので50で、自転車登校者数は、50x0.32=16。QとSが合併後の学校の生徒数は150、自転車登校者数は20+16=36。自転車登校者数の割合は36÷150=0.24。よってアは正しく、イは誤りであることが分かる。正解はC。

推論(割合)001
P、Q、Rの金属に含まれる不純物の質量の割合は以下の表のとおりである。ここで、金属の質量は、PとRで等しく、QはRの2倍だということがわかっている。
この時、次の推論について、正しいものをAからCの中で1つ選べ。

・QとRに含まれている不純物の質量は等しい。

P:4%
Q:4%
R:8%

例題:

A. 正しい

B. どちらともいえない

C. 誤り

解説を詳しく見る

PとRの金属の質量を100、Qの金属の質量を200とおく。
すると不純物の質量は、
P 
100×0.04=4
Q 
200×0.04=8
R 
100×0.08=8
となる。