問題文の前提条件と、IからIIIの条件を用いて、前区間通過地点でのタイム差と当該区間での各大学の走者成績を以下のような表にまとめることができる。

IIよりPを基準とした場合、Rの走者はSの走者よりさらに速く走ったことがわかるので、Pよりも22秒以上速く走っていることがわかる。よって、RはQを抜き、次の区間では先頭に立っている。またSは前区間でのPとのタイム差を鑑みれば、当該区間でPを追い抜き3位に上がっただけでなく、Iの情報からQも抜いて2位に上がっていることがわかる。またIの情報からQは3位なので、Pが4位になることも確定する。

正解はよってRSQP。

４人の総当り戦で、かつ、勝ち数が同じだった人がいなかったので４人の勝ち数はそれぞれ０、１、２、３である。
Sが３勝、Rが１勝なので、IIの条件から、Pが２勝、Ｒが0勝である。
以上より、２位はPであることがわかる。

Ⅰ、Ⅱより、1位として可能性があるのはSかT。
Ⅲより、Tは4位以下のため、1位はSと分かる。

Ⅰ、Ⅱより、Pが1位であることが分かる。これらとIIIよりSが4位であることがわかる。
またIIよりQが3位であることもわかる。
よって順位はPRQS。

Ⅰより、Sは1位→4位、それ以外は１つずつ順位を上げたことがわかる。
Ⅱ、Ⅲの条件より昨シーズンの順位はSRQPであることがわかる。

上記情報をもとにして、今シーズンの順位はRQPSであることがわかるので、正解はC。

IとIIの条件から、1回目はPが1着で、2回目はPが4着となり、Q,R,Sの3選手が1つずつ順位を上げたことがわかる。

ア　Qは2回とも1着ではなかった。←Qは2回目は2着か3着だったことがわかる。
イ　Sは2回目3着であった。←この情報だけでは、QとRの着順はわからない。
ウ　RはSよりも順位が高かった。←この情報ではSが3着以上、Rが2着以上であることしかわからない。

アとイが揃えば、Sが3着、Qが2着、Rが1着であることがわかる。正解はD。