特殊計算012
ある庭に、直径1メートルの丸い花壇がある。この花壇の中に、直径10センチメートルの花を植えることを考える。花同士は最大限の密度で植えることとし、花壇の中には中心から花までの距離が10センチメートル以上必要だ。この花壇に何本の花を植えることができるか?

例題:

A. 28本

B. 32本

C. 36本

D. 40本

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花壇の直径が1メートル(100センチメートル)なので、半径は50センチメートル。
花同士の直径が10センチメートルなので、花を植える際には、花同士の中心間距離が10センチメートル以上必要になる。
この条件下で、花を植えることができる最大の本数は、花壇の中に配置する最も効率的な方法であり、正六角形の配置です。正六角形の中には中心から一辺までの距離が10センチメートルで、正六角形の外接円の直径は2倍の20センチメートルになる。
したがって、正六角形の中に植えられる花の本数は、正六角形の中に含まれる最大の同じサイズの円の数であり、この場合は6つ。
したがって、花壇に植えることができる花の本数は6 x 6 = 36本。

特殊計算011
長方形の花壇の周りに花を並べて植える。花壇の長さは縦2m、横4mで、花同士は20cmの間隔を開けて植える。花壇の四隅にも花を植える。何本の花を並べることができるか。

例題:

A.30本

B.59本

C.60本

D.61本

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花の数は、花同士の間隔の数と等しくなる。
花壇の全周は12m, 1200/20 =60 これが間隔の数、花の本数は60本。

特殊計算010
まっすぐの花壇に花を並べて植える。花壇の長さが6mで、花同士は20cmの間隔を開けて植える。花壇の両端には花を植えない。何本の花を並べることができるか。

例題:

A.20本

B.29本

C.30本

D.31本

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花の数は、花同士の間隔の数より1つ少なくなることに留意する。
600/20 =30 これが間隔の数、花の本数は29本。

特殊計算009
まっすぐの花壇に花を並べて植える。花壇の長さが6mで、花同士は20cmの間隔を開けて植える。花壇の両端にも花を植える。何本の花を並べることができるか。

例題:

A.20本

B.29本

C.30本

D.31本

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花の数は、花同士の間隔の数より1つ多くなることに留意する。
600/20 =30 これが間隔の数、花の本数は31本。

特殊計算008
円形の花壇に円状に花を植える。円の長さが一周6mで、20cmごとに花を植える場合何本の花が必要か。

例題:

A.20本

B.29本

C.30本

D.31本

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円状に花を等間隔で植えていく場合、花の数と、花同士の間隔の数はおなじになるから、
600 / 20 = 30本

特殊計算007
ある自動車学校には155人の生徒が登録している。大学生と社会人がいて、普通自動車免許と大型二輪免許を取りたい人が混在している。自動車の免許を取りたい大学生は大型二輪免許の免許を取りたい大学生より25人多かった。
また、大学生と社会人の人数差は75人であった。
大型二輪免許を取りたい大学生は何人か。

例題:

A.30人

B.45人

C.65人

D.70人

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大学生と社会人の人数差が75人だから、
少ないほうが( 155 – 75 ) ÷ 2 = 40人、
多いほうが、( 155 + 75 ) ÷ 2 = 115人。
となる。
自動車の免許を取りたい大学生は大型二輪免許を取りたい大学生より25人多いので、大学生の人数をUとすると、
大型二輪免許を取りたい大学生:( U – 25 ) ÷ 2
自動車の免許を取りたい大学生:( U + 25 ) ÷ 2
Uは整数になる必要がある。その場合、上記の式で満たされるUは奇数でなければならない。つまりU=115。大型免許を取りたい大学生の人数は45人

特殊計算006
ある自動車学校には123人の生徒が登録している。大学生と社会人がいて、普通自動車免許と大型二輪免許を取りたい人が混在している。自動車の免許を取りたい大学生は大型二輪免許の免許を取りたい大学生より13人多かった。
また、大学生と社会人の人数差は53人であった。
大学生は何人か。

例題:

A.35人

B.53人

C.70人

D.88人

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大学生と社会人の人数差が53人だから、
少ないほうが( 123 – 53 ) ÷ 2 = 35人、
多いほうが、( 123 + 53 ) ÷ 2 = 88人。
となる。
自動車の免許を取りたい大学生は大型二輪免許を取りたい大学生より13人多いので、大学生の人数をUとすると、
大型二輪免許を取りたい大学生:( U – 13) ÷ 2
自動車の免許を取りたい大学生:( U + 13 ) ÷ 2
Uは整数になる必要がある。その場合、上記の式で満たされるUは奇数でなければならない。つまりU=35。大学生の人数は35人

特殊計算005
3種類のお菓子を手土産として8人分購入する。
値段はそれぞれ2,000円、3,000円、5,000円である。
予算が30,000円ある。予算を最大限使える時、3,000円のお菓子は何個買うことになるか。
またなお全ての種類のお菓子を最低1つずつ買うこと。

例題:

A. 2

B. 3

C. 4

D. 5

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予算を最大限使えるのは合計金額が30,000円となる場合。それは5,000円のお菓子を4つ。3,000円と2,000円のお菓子を2個ずつ買う組み合わせの場合となる。答えはA。

特殊計算004
10円5枚、50円2枚、100円2枚、500円1枚、4種類の硬貨が合計10枚ある。800円の商品を購入したところ、残りの硬貨の枚数は1枚となった。何円玉が残っているか。

例題:

A 10円

B 50円

C 100円

D 500円

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持っている硬貨を足し合わせると、合計値段は850円である。
740円の商品を買う時、500円1枚、10円5枚を使い切ると、残りは250円。50円2枚と100円2枚の硬貨から1枚だけを残す使い方は50円2枚と100円1枚。つまり100円玉が残っている。

特殊計算003
ある家庭の父親は現在37歳で、2歳と5歳の子供がいる。子供2人の年齢の掛け算が父親の年齢となるのは今から何年後か。

例題:

A. 2

B. 3

C. 4

D. 5

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3年後の子供の年齢は5歳と8歳、父親の年齢は40歳。Bが答え。

特殊計算002
4種類のお菓子がある。値段はそれぞれ20円、30円、50円、90円である。
2人の子どもで1000円を持ち寄ってぴったり使い切ってお菓子を買うことにした。
50円のお菓子は1人あたり2個、90円のお菓子は1人3個以上入れることを必須条件とする。
合計個数を最大にするよう組み合わせの場合、30円のお菓子はいくつ買うことになるか。
なお全ての種類のお菓子を最低で1つ以上入れること。

例題:

A. 2

B. 3

C. 4

D. 5

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50円のお菓子は2個、90円のお菓子は1人3個以上買うという条件から、これによって、50×4+90×6=740円分の内訳は確定していることになります。すなわち、残りの260円で個数が最大となるようにお菓子を買う問題と考える。
より安いお菓子を優先して買った方が合計個数は増えるので、20円のお菓子が最大何個買えるかで考える。
この場合、20円のお菓子が10個、30円のお菓子が2個の組み合わせとなる。
正解は2個。

特殊計算001
10円、50円、100円、500円の4種類の硬貨を使って850円を支払った。50円玉は何枚か。
ただし、使用する硬貨の枚数は合計10枚で、どの硬貨も必ず1度は使用したものとする。

例題:

A 1枚

B 2枚

C 3枚

D 4枚

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500円を2枚使用すると850円を超えてしまうため、500円玉は1枚ということが分かる。
10、50、100円玉9枚で350円を作るためには10円玉の数は5の倍数であり、10円玉は5枚。
残りの50、100円玉4枚で300円を作り全種類の硬貨を使用することを考えると、50円玉2枚、100円玉2枚となる。
したがって50円玉は2枚。