確率012
当たりくじが2本、ハズレくじが8本入ったくじを10回ひく。ただし、一度引いたくじは元に戻さないものとする。当たりを引くのが1回目または9回目である確率を求めよ。

例題:

A 1/5

B 17/45

C 2/5

D 18/45

解説を詳しく見る

10個の枠のうち2個にのみ当たり、残りの8個にハズレを配分することに対応させて考える。配分の仕方は10C2=45通りある。
このうち左から1番目の箱に当たり、左から9番目の箱にハズレが入る場合の数は(2,3,4,5,6,7,8,10)のどれかにもう一つの当たりが入ればいいことを考えると8通りである。
同様に左から1番目の箱にハズレ、左から9番目の箱に当たりが入る場合の数も8通りである。また1回目と9回目に当たりを引く場合を考えると8+8+1=17通りである。
したがって、求める確率は、17/45である。

確率011
ハズレくじが8本、当たりくじが2本入っている箱があるとする。
1本のくじを取り出して、当たりかハズレか確認して箱に戻す。
この操作を5回繰り返した場合、1度だけ当たりくじが出る確率を求めよ。

例題:

A 16/25

B 64/125

C 256/625

D 256/3125

解説を詳しく見る

(当たり、ハズレ、ハズレ、ハズレ、ハズレ)、(ハズレ、当たり、ハズレ、ハズレ、ハズレ)、(ハズレ、ハズレ、当たり、ハズレ、ハズレ)、(ハズレ、ハズレ、ハズレ、当たり、ハズレ)、(ハズレ、ハズレ、ハズレ、ハズレ、当たり)の5通りあり全て同じ確率。
従って(当たり、ハズレ、ハズレ、ハズレ、ハズレ)の事象の確率を5倍すれば良い。

⅕ x ⅘ x ⅘ x ⅘x ⅘ x 5 = 256/625が正解。

確率010
10人を2人、3人、5人のグループに分けるとする。箱の中に3色のボールが合計で10個入っており、内訳は赤は2個、青が3個、緑が5個である。10人は順番にボールを取り出していき、その色に基づいてグループを分ける。ボールを取り出した最初の3人のうち、青のボールが2個、緑のボールが1個取り出される確率を求めよ。なおボールを取り出す順番までは問わない。

例題:

A 1/4

B 1/8

C 1/10

D 1/12

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10個のボールから3個のボールを取り出す選択肢は10C3=120通り。
青のボール「3個の選択肢の中から2個を選ぶ」事象、緑のボール「5個の選択肢の中から1個を選ぶ」事象について、その場合の数は3C2 x 5C1 = 15通り。
15/120= 1/8が正解。

確率009
9人を2人、3人、4人のグループに分けるとする。箱の中に3色のボールが合計で9個入っており、内訳は赤は2個、青が3個、緑が4個である。9人は順番にボールを取り出していき、その色に基づいてグループを分ける。ボールを取り出した最初の3人が、赤、青、緑のボールを1つずつ取り出す確率を求めよ。なおボールを取り出す順番までは問わない。

例題:

A 1/7

B 2/7

C 1/9

D 2/9

解説を詳しく見る

9個のボールから3個のボールを取り出す選択肢は9C3=84通り。
赤、青、緑のボールをそれぞれ選ぶ場合の数は2C1x 3C1x 4C1=24通りある。
24/84= 2/7が正解。

確率008
あみだくじで当たりハズレを作った。選択肢は15個でそのうち当たりは3つだけである。
9人が順番にそれぞれ選択肢を選んであみだくじをスタートした。
最初にあみだくじの選択肢を選んだ2人がどちらともハズレとなる確率を求めよ。

例題:

A 22/35

B 44/75

C 5/7

D 2/5

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最初にあみだくじをひく人がハズレとなる確率は12/15。次に引く人がハズレをひく確率は11/14。求める確率は12/15 x 11/14 = 132/210=22/35

確率007
プロバスケットボール選手カードとプロサッカー選手カードが両方ランダムに入っている一つの袋がある。入っている割合は65:35で、プロバスケットボール選手カードの12%、プロサッカー選手カードの18%にはサイン入りのレアカードが入っている。この中からランダムに1個ずつを取り出して、再び袋に戻すことを繰り返す。この条件において以下の問いに答えよ。
2回取り出して1回もレアカードが出ない確率を求めよ。ただし必要に応じて小数点以下は四捨五入せよ。

例題:

A. 72%

B. 74%

C. 79%

D. 80%

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プロバスケットボール選手カードは65%、プロサッカー選手カードが35%入っている。
プロバスケットボール選手カードのレアカードでないものが出る確率は88%で、プロサッカー選手カードのサインなしの確率は82%
1回取り出してレアカードなしとなる確率は、65%x88% + 35%x82% = 0.572+0.287 = 0.859
であり、2回ともレアカードが出ない確率は、
0.859×0.859=0.737881
したがって74%が正解となる。

確率006
XとYで野球を3試合行う。Xが勝つ確率は1/2、Yが勝つ確率と引き分けとなる確率はそれぞれ1/4である。引き分けも試合数に数えるとする。Xが全勝も全敗もしない確率を求めよ。

例題:

A 1/8

B 9/64

C 55/64

D 7/8

解説を詳しく見る

Xが3試合に渡って全勝する確率は½ * ½ * ½ = ⅛ となる。
全敗する確率は¼ * ¼ * ¼ = 1/64 である。
全勝でも全敗でもない確率を求めるには、1- (1/8+1/64)= 55/64となる。

確率005
XとYで野球を3試合行う。Xが勝つ確率、Yが勝つ確率、引き分けとなる確率は全て等しく1/3である。引き分けも試合数に数えるとする。Xが全勝も全敗もしない確率を求めよ。

例題:

A 1/3

B 1/9

C 13/27

D 25/27

解説を詳しく見る

Xが3試合に渡って全勝する確率は⅓ * ⅓ * ⅓ = 1/27 となる。
同様に全敗する確率も⅓ * ⅓ * ⅓ = 1/27 である。
全勝でも全敗でもない確率を求めるには、1- (1/27+1/27)= 25/27となる。

確率004
XとYがダーツをする。そのルールは、刺さった場所に書いてある数の大きい方が勝つというものである。このダーツの的は1から12までが書かれている12の場所があり、それぞれの数字の場所に当たる確率は全て等しいとする。また、同じ数の場所に刺した場合は引き分けということにする。
Xが8以上の差をつけてYに勝つ確率を求めよ。

例題:

A 1/8

B 5/24

C 5/72

D 9/144

解説を詳しく見る

2人のダーツの刺し方は12*12=144通りあって、これが確率の分母になる。
Xが8以上の差をつけてYに勝つのは(X,Y)が(9,1),(10,1),(10,2),(11,1),(11,2),(11,3), (12,1),(12,2),(12,3),(12,4)の10通りなので、10/144=5/72

確率003
XとYがゲームをする。そのルールはルーレットを回し、出た数の大きい方が勝つというものである。このルーレットは0から9までの10個の整数が出て、それぞれの数字が出る確率は全て等しいとする。また、同じ数が出た場合は引き分けということにする。Xが4以下を出して勝つ確率を求めよ。

例題:

A 5%

B 10%

C 15%

D 20%

解説を詳しく見る

ルーレットの目の出方は10*10=100通りあって、これが確率の分母になる。
X>Yが成り立つ数の組み合わせを考えれば良い。Xが4以下を出してYに勝つのは、XもYも0から4の数から選ぶとして、X>Yが成り立つ数の組み合わせを考えれば良い。従って5C2で10通り。したがって、10/100なので10%が正解となる。

確率002
XとYがゲームをする。そのルールはルーレットを回し、出た数の大きい方が勝つというものである。このルーレットは0から9までの10個の整数が出て、それぞれの数字が出る確率は全て等しいとする。また、同じ数が出た場合は引き分けということにする。XがYに勝つ確率を求めよ。

例題:

A 30%

B 40%

C 45%

D 50%

解説を詳しく見る

ルーレットの目の出方は10*10=100通りあって、これが確率の分母になる。
X>Yが成り立つ数の組み合わせを考えれば良い。違う数の2つの組み合わせの数は10C2で45
通り。したがって、45/100なので45%が正解となる。

確率001
XとYの2人がくじをひく。そのくじは1等賞が当たる確率が1/20、3等賞の当たる確率が1/5である。XとYのうち片方が1等賞、もう片方が3等賞を当てる,という事象が起きる確率を求めよ。

例題:

A. 2%

B. 4%

C. 5%

D. 19%

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Xが1等賞を当てる確率が1/20, Yが3等賞を当てる確率が1/5なので、
Xが1等賞、Yが3等賞である確率は、1/20*1/5= 1/100であり、Xが3等賞、Yが1等賞である確率も同様に1/100なので、求める確率は、1/100*2= 2/100, すなわち2%となる。