記事更新日:2024/1/31/
SPIの問題集アプリについて解説!選び方からオススメのアプリまでご紹介

はじめに

企業の選考にSPIが導入されて久しくなり、対策も多様化が進んでいます。

かつては問題集や書籍を購入し、机に向かって対策している人も多かったはずですが、近年ではスマートフォンの普及が進んだことでアプリを活用した問題集も増えています。

問題集による対策も有効な手段の1つですが、アプリを使った対策も充実してきているため、ぜひとも活用していただきたいです。

ここでは、SPIの問題集をアプリで見るメリットやおすすめのアプリを紹介します。

SPIの問題集をアプリで見るメリット

SPIの対策にスマートフォンのアプリを活用するメリットはいくつかあります。

昔は携帯電話を使っていたため、書店の問題集に頼らざるを得ませんでしたが、アプリにしかないメリットも存在します。

手軽に問題集を見れる

スマートフォンは問題集より携帯性に優れているため、持ち歩きに適しています。

通学や通勤時に満員電車だと、カバンから問題集を開くのも大変ですが、スマートフォンであればポケットから取り出してすぐにアプリで問題集を開けるのではないでしょうか。

アプリによっては表示したいページをすぐにスライドで出せるので、片手間に対策が可能なはずです。

アプリは無料で使えるものもある

問題集はお金がかかりますが、アプリは無料でダウンロードできるものも存在します。

SPIと検索すれば問題集の載ったアプリも複数表示されます。

自分の希望に合ったものをダウンロードしてみて使ってみるといいでしょう。

また、中には有料のアプリが存在します。

そのようなアプリも料金はかかりますが、書店で問題集を購入するより安く済むことがあります。

有料のアプリの方が内容やクオリティも充実しているケースが多いため、より質の高い問題集を解きたい場合は有料アプリもおすすめです。

アップデートにより質を維持できる

問題集は買ってしまえば、後は本に書いてある内容を見るだけですが、アプリはリリース後も更新される場合があります。

アプリの問題集が古くなった場合でも、開発元がアップデートをかければ最新の問題集を見ることが可能です。

基本的にSPIの問題は大きく変わることはないですが、年によって出題傾向は変化する可能性があります。

最新の情報を反映し、アップデートするのはアプリのメリットといえるでしょう。

他の機能も併せて活用

スマートフォンで使えるのはSPIの問題集アプリ以外にもあるのではないでしょうか。

他のアプリや機能を利用することで、効率良くSPIの対策ができるはずです。

例えば問題を解くのにメモ帳や電卓機能を使ったり、タイマー機能で時間を測りながら対策をしてみるなどなにかしらの使い方があります。

他にもスクリーンショットを活用し、見返したい箇所を写真や画像ですぐ見返せます。

就活アプリで他の就活準備をしながら合間にSPI対策をするなど、組み合わせは豊富にあるはずです。

スマートフォンでSPIアプリを使うのであれば、他の機能も活用できないか考えてみてください。

評価を確認しやすい

アプリの評価や口コミを見れば、そのアプリが優れたものか判断しやすいはずです。

アプリをダウンロードするときに評価を見れるため、高評価なアプリを優先してダウンロードするのがおすすめです。

もちろん、評価だけを鵜呑みにするのは危険ですが、どのアプリを選んでいいのか分からない場合の判断材料になります。

SPIの問題集をアプリで見るデメリット

SPIの問題集をアプリで見れるのはメリットだけではありません。

問題集と比較して良い部分もあれば劣ってしまう部分もあるはずです。

スマートフォンがなければ使用不可

アプリであるため、スマートフォンが使えない場合は当然使えません。

スマートフォンを持っていない場合は、まずスマートフォンから用意する必要があります。

また、スマートフォンの電源が切れた場合も注意が必要です。

SPIのアプリに限った話ではありませんが、バッテリー管理には注意しましょう。

問題の量や質が劣りがち

アプリにもよりますが、問題集の方が問題例の数や解説、内容が充実していることが多いはずです。

無料なことがメリットでもありますが、無料であるがゆえに内容では書店の問題集に劣る場合もあります。

中には問題集に劣らないアプリもあったりしますが、徹底して対策をしたい場合は書店の問題集を取り組むのをおすすめします。

目が疲れる

本で見るよりスマートフォンの画面を見る方が、疲労が溜まりやすいと言われています。

また、画面が小さいため文字が見づらい点も懸念されます。

四六時中スマートフォンの画面を眺めていると目が疲れてしまうため、適度に休憩を挟むようにしてみてください。

広告が妨げとなる

無料のアプリに特に多いのですが、アプリを起動している最中に広告が流れることがあります。

広告は動画で流れたり、バナーで表示されたりさまざまです。

広告が流れると画面が見えなくなったり、操作が制限されます。

無料で使用している身のため文句は言えませんが、広告の表示頻度が多いと効率の良い対策は難しいはずです。

アプリを選ぶ際は、広告の表示回数にも目を配りましょう。

突然提供が終了する可能性がある

アプリの提供がある日突然終了することがあります。

無料のアプリは提供している開発会社の都合で打ち切られる可能性もあるため、ダウンロードできなくなることもあるようです。

また、スマートフォンが古いとアプリがインストールできなかったり、機種変更で使えなくなるケースもあります。

頻繁に起こることではありませんが、突然のサービス終了には注意を払いましょう。

SPIの問題集アプリの選び方

SPIのアプリを選ぶ際に注視する点がいくつかあります。

アプリによって使用できる機能や操作性の良さなど選ぶときのポイントをお伝えします。

アプリの機能で選ぶ

アプリによっては問題集が解けるだけでなく、補助をしてくれるものも存在します。

タイマー機能があったり、解説が動画でされたり、ブックマーク機能が備わっていたりと機能はさまざまです。

どんな機能が欲しいかを決めておき、アプリを選ぶ際の材料にしましょう。

下記にSPIアプリの機能の一例を記載しておきます。

  • タイマー機能
  • 解説動画
  • ブックマーク
  • メモ搭載
  • 苦手問題のピックアップ
  • ランキング機能
  • 学習記録

評価、口コミで選ぶ

前述したようにアプリを選ぶ材料として評価や口コミ、ダウンロード数を参考にします。

評価が低かったり、極端にダウンロード数が少ないアプリは質の低いものが多いはずです。

ダウンロード数が多いほど多くの人に使われているアプリですので、迷った場合はダウンロード数の多いアプリを使ってみましょう。

問題数でアプリを選ぶ

SPIのアプリは、問題の数がアプリによって異なります。

数百問を扱うアプリから、数十問を扱うアプリもあります。

問題数が多く、扱う範囲が広ければ対策の手助けになるはずです。

一方で問題数が少ないアプリは無駄がなく、出題傾向の強いアプリに厳選して扱っていることがあります。

1つのアプリで対策をしたいのなら問題数の多いアプリを、特定の科目だけ集中的に対策したいのなら問題数は少なくとも特化したアプリを選ぶのがおすすめです。

SPIアプリにこだわらない

SPIをアプリで対策するには、SPI対策用のアプリをダウンロードする必要があります。

このときダウンロードするアプリは、必ずしもSPIの単語が入ったものでなくてもいい場合があります。

例えば性格検査であれば、性格診断アプリも活用可能なはずです。

性格を診断するアプリはいくつか作られているため、自分に合ったアプリを探してみてください。

性格検査以外でも、言語問題の科目である熟語を学ぶだけなら熟語と検索すれば、熟語に特化したアプリが表示されるはずです。

原則、SPIの対策用に開発されたアプリを使った方が対策にはなりますが、どうしても自分の勉強したい科目がSPIアプリにない場合は、アプリの選択肢を広げてみましょう。

おすすめのSPIアプリ

実際にSPIの問題集が見れるアプリでおすすめのアプリを紹介します。

SPI言語・非言語 就活問題集-適性検査SPI3対応-

SPI3にも対応しているSPI対策アプリです。

問題数は382問搭載されており、非言語問題が242問、言語問題が90問、英語問題が50問あります。

問題数の豊富さでは他のアプリより優れているため、このアプリ1つで広範囲を対策できるのではないでしょうか。

また、問題すべてに解説がついているため、理解度も深まるでしょう。

提供された時期が2022年3月と新しく、2023年にもアップデートが入っており、最近の出題傾向に対応して学べるはずです。

アプリの評価も高く、ダウンロード数も多いため、アプリ選出に迷ったらおすすめします。

機能 内容
教科一覧 分野ごとに問題を解き、採点。苦手な問題や未回答だけをピックアップし、解くことも可能。
復習モード 理解度別、学習別、分野別に問題の範囲を選択できるカスタム復習。間違えた問題を中心にランダムで出題されるおまかせ復習を搭載。
学習データ 学習進捗を確認可能。
ランキング 学習成果をランキングにしており、自分と周囲の立ち位置を把握可能。

Android:SPI言語・非言語 就活問題集 -適性検査SPI3対応- – Google Play のアプリ

App Store:「SPI言語・非言語 就活問題集 -適性検査SPI3対応-」をApp Storeで (apple.com)

SPI 言語・非言語試験対策問題集 就活/転職対策アプリ

こちらのアプリも問題すべてに解説がついており、苦手問題を自動的に収集してくれます。

SPI3アプリですが、SPIの対策も十分可能なはずです。

2023年8月にリニューアルされ、問題数が大幅増加しています。

また、このアプリならではの機能が搭載されているのも特徴です。

出題傾向を独自で解析しており、出題傾向を絞っているため、効率良く対策できるはずです。

こちらも評価が高く、ダウンロード数が多いため使ってみましょう。

機能 内容
問題モード 言語問題、非言語問題、英語問題から選択。間違った問題は自動的にチェックがされ、再度解くことが可能。全問解き終わった後に、間違えた問題を復習する機能がついている。
小テストモード 言語問題、非言語問題、英語問題から30問がランダムで出題される。1日の最高成績が記録され、いつでも確認が可能。
暗記モード 問題の中で重要な単語を非表示にして暗記の対策が可能。苦手な問題のみ非表示にすることもできるため、効率化に優れている。
設定モード 試験日を設定し、試験日までの残り日数を表示する機能。計画的な学習に使える。リマインダー機能を搭載しているため、通知も可能。

Android:SPI 言語・非言語試験対策問題集 就活/転職対策アプリ – Google Play のアプリ

App Store:「SPI言語・非言語対策問題集 就活/転職対策アプリ」をApp Storeで (apple.com)

SPI言語【Study Pro】

こちらのアプリは無料版と有料版に分かれています。

無料のLite版は52問が収録されており、問題数はそこまで多くありません。

無料版を使用してみて、満足いく内容でしたら有料版を使ってみるといいのではないでしょうか。

有料版は232問と大幅に収録されており、広告もありません。

Androidであれば、ダウンロード料金もセールにより250円のため、そこまで費用はかからないでしょう。

機能 内容
最適学習モード 未学習の問題と苦手な問題を優先的に出題するモード。
高機能メモ 選択肢の消去や、問題を解く計算式などをメモに残せる。
タイマー 問題を解く際に画面下に制限時間が表示される。

Android:SPI言語Lite 【Study Pro】 – Google Play のアプリ

App Store:「SPI Lite 【Study Pro】」をApp Storeで (apple.com)

有料版

Android:SPI言語 【Study Pro】 – Google Play のアプリ

App Store:「SPI言語 【Study Pro】」をApp Storeで (apple.com)

SPIの対策は問題集アプリだけで可能か

SPIの対策はアプリだけでも可能なはずです。

ただし、アプリだけでは対策が及ばない部分もあるかもしれません。

問題集は提供されている数も多いですし、より高得点を目指すのであれば、アプリだけでなく書店で問題集も用意するべきでしょう。

人によって元々の能力に個人差もあるため、アプリだけで対策が済む人もいれば、対策しきれない人もいるのではないでしょうか。

アプリを使ってみて、対策が不十分だと思ったら書店の問題集を買ってみることをおすすめします。

まとめ

SPIの問題集を扱ったアプリを活用する人は増えています。

スマートフォンが身近になり、手軽に問題集を見て対策が可能になったため、アプリは積極的に活用していくべきでしょう。

ここで紹介した内容をもとに納得のいくSPIアプリを選んでください。

おすすめに紹介したアプリを使って、SPIアプリを体感してみてもいいのではないでしょうか。

時代が進むにつれ、SPI対策の方法も変わってきています。

アプリを活用して、SPIを突破していきましょう。

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